梅干しの土用干しとは、夏の土用の時期に塩漬けにした梅を三日三晩天日干しにする作業のことです。
土用とは、それぞれの季節の変わり目にあるタイミングで、特に夏の土用は一年で一番気温が高く、紫外線も強くなります。
また、梅干しをつけ始めてから、ちょうど一ヶ月ほど経ち、漬け上がったタイミングがこの土用の時期にあたります。
土用干しの目的は、主に梅干しの保存性を高めることです。、
強い日差しの中で、梅をじっくりと干すことによって、余分な水分が飛び、殺菌効果も相まって保存性を高めているのです。
こうした理由から、土用の時期に干すのがより最適だと言われますが、土用の過ぎたタイミングで干すのが必ずしもダメといったことではありません。
では、夏の時期をすぎてしまった梅は、いつどのように干すのがよいのでしょうか?