梅しごとに重要なのは、保存容器と瓶の選び方、そして消毒の3つと言っても過言ではありません。
次は、梅しごとの肝と言える保存容器や瓶の選び方と消毒方法をご紹介します。
〇保存容器や瓶の選び方
保存容器や瓶は素材選びが大切です。
梅は酸が強いため、酸に強い性質のあるものを選びましょう。
【〇おすすめな素材】
ガラス、琺瑯(ほうろう)、陶器(かめ、壺)
【×使わない方がよい素材】
金属製、アルミ製、プラスチック容器(色やにおいがうつりやすいため)
そして、サイズ選びも大切です。
梅がしっかりと漬かるようにするため、大きめの容器を選びましょう。
目安としては、梅1㎏に対し梅干しを作る場合は2L以上のもの、梅酒や梅シロップを作る場合は3L以上のものを選びましょう。
また、取り出しやすい広口タイプがおすすめです。
〇消毒方法
保存容器や瓶の消毒方法は、大きく煮沸消毒とアルコール消毒の2つに分かれます。
しかし、梅しごとは消毒が非常に大切になるため、どちらも行うのが望ましいです。
・煮沸消毒
①保存容器や瓶を食器用洗剤で洗う。
②水をたっぷり入れた大きな鍋を用意する。
③なべ底に布巾を敷き①を入れ水から沸騰させる。
④沸騰して5~10分程たったら火を止め、布巾やキッチンペーパーの上に乗せて自然乾燥させる。
・アルコール消毒
煮沸消毒し、自然乾燥させた保存容器や瓶を用意します。
その後、以下のいずれかの方法で消毒を行います。
①アルコールを保存容器や瓶に入れて回し、全体にアルコールが行き渡るようにする。
②アルコールをしみこませたキッチンペーパーや布巾で保存容器や瓶の中、外を満遍なく拭く。
③保存容器や瓶にアルコールをスプレーし、吹きかける。
アルコール消毒後はもう一度自然乾燥させましょう