梅の日は天分14年4月17日、京都・賀茂神社の例祭で奈良天皇が祭神をまつる神事がおこなわれた際に、梅が献上されたという故事に由来するものだといわれています。
晴天が続き作物が育たず、田植えもできない状況に困り果てていた際、うめを奉納して祈ると、五穀豊穣をもたらしたそうです。
そうして、梅に感謝するとともに、贈り物として重宝したといわれるようになりました。ちなみに、天文14年4月17日は現在の暦では6月6日にあたるためその日に制定されたそうです。
この時期は、実った梅の収穫が本格的に始まる時期でもあります。