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梅干しの歴史を知ろう|梅のルーツを知るともっと梅干しが好きになる

梅干しの歴史を知ろう|梅のルーツを知るともっと梅干しが好きになる

日本では古くから薬としても、食用としても重宝されてきた梅干し。

現在でもおにぎりの定番の具材である他、そのまま食べたり料理に使ったりと様々な方法で日常的に食べられている梅干しですが、いったいどこの国で生まれ、いつ頃から梅干を食べ始めるようになり、どのように広まっていったのでしょうか?

平安時代に著された、日本最古の医学書である「医心方」にはすで梅干しとして登場していたと言われ、古くから重宝されていたということがわかります。

この記事では奥深き梅干の歴史やルーツ、発祥の国についてお伝えしていきます。
気になる方は、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。

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梅干しの歴史とは

梅干の歴史とは、私たちが思う以上に大変奥深いものです。
現代までいかにして伝わってきたのでしょうか。

日本に梅が伝わったのは、飛鳥時代から。
梅干しの原型となる鳥梅という形で伝来したのちに、梅の木が中国から伝来しました。
花の美しさや珍しさから観賞用としても楽しまれるようになりました。

そんな梅干が全国に広まるきっかけになったのが、鎌倉時代の承久の乱。
保存性が高く、殺菌効果のある梅干とおにぎりを幕府が自分達の兵士に配ったことがきっかけだと言われています。

素早く栄養を補給することができると、重宝され次第に梅の栽培が増えていったとのことです。

梅のルーツ

梅干しといえば日本独自のものですが、そのルーツは「鳥梅」だと言われています。

梅の木は中国の湖北省や四川省の高地が原産で、今から1500年ほど前に「鳥梅」を遣唐使が中国から日本に持ち帰ったことが始まりだと言われています。

鳥梅とは、未熟な梅の実をカゴに入れ煙で燻して燻製にして乾燥させたもので、熱冷ましや下痢止め、解毒や傷の手当などに用いていたようです。

カラスのように真っ黒でシワがある見た目が特徴で、当時は煎じて薬として用いる他、染め物の原料としても使われていました。

日本で初めて梅干を作った人や正確な年代に関してはよく分かってはいませんが、日本最古の医学書の「医心方」にはすでに薬用としての梅干が紹介されているため平安時代には梅干しがすでに用いられていたことが分かります。

日本における梅の歴史

梅干し カロリー

伝来されて以降、時代とともに変化をしつつ絶えず愛されてきた梅。
歴史を遡ると、いかにして人々の生活を支え、寄り添い、現在まで受け継がれてきたのでしょうか。
それぞれの時代と梅について詳しくみていきましょう。

奈良時代から保存食として活躍してきた梅

奈良時代には、まだ梅干しとして食されることはありませんでしたが、生菓子として楽しまれていたそうです。
この時代の菓子とは蒸し菓子や干し菓子のことではなく、柿や梨や桃のような果物のことでした。

時が経つにつれ、梅の効用を知るようになると、梅を塩漬けして保存食や食薬品として用いるようになったと言われています。

戦国時代には兵糧食として活用される

戦国時代に入ると梅干しは広く普及するようになります。
ますます、梅干の効用が認められるようになり、軽くてかさばらず、かつ手軽な栄養補給源として重宝されていたようです。

戦国時代の武士は、梅干しを加工した食糧袋に「梅干丸」を常に携帯しており、戦場で倒れた時や元気を失った時などに唾液を促すための息合いの薬として使われていたそうです。

江戸時代には食卓を彩るようになった梅

江戸時代に入ると、貴族や武士だけでなく庶民の食卓にも梅干しがのぼるようになりました。
町中でも、加工品としての梅干しが売られるようになったり、梅干しの紫蘇漬けや砂糖漬けの甘露煮などが生まれたのも江戸時代だと言います。
さらに、江戸末期には梅肉エキスの原型が考案されるなど、より一層人々の暮らしに欠かせない存在になっていきました。

現代の梅と梅干し

現代においても身近な保存食として、愛されており毎年6月になると梅ジュースや梅酒、梅干し作りなどの梅仕事を楽しむ方も多くなりました。
塩分が気になる方や酸っぱいもの梅干が苦手な方へ向けて、減塩体の梅干やはちみつの入った梅干も多く出回るようになるようになりました。

また健康の維持を目的に日常的に梅干を取り入れる方も多いため、料理のアレンジに幅広く用いられています。

有名な梅の産地

現在日本で栽培されている梅はさまざまな種類があり、実梅と花梅を合わせるとおよそ300種類はあると言われています。

梅干しといえば、紀州南高梅が有名な品種です。
弊社の梅干しも紀州南高梅です。
皮が薄く、種が小粒、果肉が柔らかく品質がいいため日本一のブランドです。

和歌山県での梅の生産は約7万トンにのぼり、全国の収穫量の6割以上を占めています。

和歌山県の中でも特に、みなべの町は南高梅の発祥の地であるとともに生産が特に盛んな町で、収穫量は3.4万トンを誇り日本一の梅のまちです。

梅干しはこんな方におすすめ!

南高梅の天日干し後

梅干しは、クエン酸を豊富に含む食品の一つです。

クエン酸は血液をサラサラにしたり、血流を改善して免疫力を高める役割をもち、風邪の予防やインフルエンザにかかりにくくすると言われています。

また、クエン酸は体内のエネルギー代謝を活性化させる働きと疲労の原因となる乳酸を分解する働きを持ち合わせるため、疲れを感じた時にはぜひ取り入れて欲しい食品の一つです。

古くからの言い伝えで、「梅はその日の難逃れ」というものがあります。

これは、梅干を食べると、その日は災難に合わずにすむと言われるもので、昔から毎日一粒食べることで元気に過ごすことができるというように言われています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

日本の伝統食として知られる梅干ですが、発祥は中国だということがわかりました。

飛鳥時代に伝わって以降、初めは観賞用として楽しまれていましたが、次第に薬用や食用として用いられるようになりました。

「医心方」に、梅干しに関する記載があったことから、平安時代には梅干しは重宝されており、戦国時代には食中毒や傷の手当のために武士の陣中食として欠かせない存在になっていきました。

時代とともに、少しづつ生産量も増加し、江戸時代には庶民も梅干を口にするようになったと言われています。

さまざまなアレンジを楽しみながら日々の生活に取り入れていきたいですね。

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