制菌効果があるとして食中毒予防に期待ができる梅干しですが、中にはあまり効果が期待できない梅干しもあります。
それは「市販の減塩タイプの梅干し」です。近年の健康志向の高まりから、スーパーなどには塩分を抑えた減塩タイプの梅干しが多く販売されています。
塩分の過剰な摂取は高血圧の原因になったり、夜間頻尿が引き起こされるなど、身体への悪影響が出てきます。
なので減塩タイプの梅干しを食べることは、塩分の摂取量を抑えて高血圧のリスクなどを下げる効果はあります。
しかし減塩されているということは、制菌効果のあるクエン酸などの有機酸も減らされているということです。
昔ながらの塩気の濃い梅干しに比べると制菌効果が低くなりるということを、頭に入れておきましょう。