梅干しにカビが生えてしまう原因を解説 カビの見分け方・対策・対処法も紹介
しょっぱい梅干が好きな方でも塩分を控えたい方はこちらがおすすめ!糖分もかなり控えめですのでダイエットにもってこいの梅干しです。
梅と塩しか使用してない昔ながらの梅干し。ダイエットだけでなく、無添加を好まれる方におすすめの梅干しです。
超低塩の塩分3%の梅干しです。塩分でむくんでしまうと心配される方もこの梅干しなら安心して食べていただけます。
梅干しにカビが生えてしまった!といった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に手作りの梅干しの場合は防腐剤などを使用しないためカビが生えやすくなります。しかし、せっかく漬けていた梅干がカビたら悲しいですし、すべて捨てるのはもったいないですよね。
梅干しに生えるカビにも青やピンク、白など種類があります。また、梅干し自体がカビたのか梅酢がカビたのかによっても対処法は異なります。
今回は梅干しにカビが生える原因と対策、カビの予防法についてご紹介します。
梅干しにカビが生える原因1つ目は容器の消毒・除菌不足です。カビは「温度」「湿度」「栄養素」が揃うことで発生します。
カビを発生させないためには梅干しを漬ける容器の消毒・除菌を徹底し、カビの原因となる栄養素を排除することが大切です。特に古い容器を使う場合はカビ菌が付着している可能性があるのでしっかりと消毒・除菌を行いましょう。
梅干しにカビが生える原因2つ目は水分が残っていることです。水分が残っていると、湿度が高まるためカビ発生の原因となります。
そのため、梅を洗った後はきちんと水分をふき取ってください。特にヘタをとったくぼみの部分は水分がたまりやすいので注意しましょう。
梅干しにカビが生える原因3つ目は塩分不足です。
カビが増殖する塩分濃度は15%以下といわれています。通常の梅干しを作る際の塩分濃度は18〜20%程度のため、この塩分濃度ではカビは増殖できません。
しかし、近年の減塩志向などで塩分濃度を低くして漬けることも増えています。自分で梅干を漬ける際は保存料を使わない分カビが繁殖しやすいため、塩分濃度は18%以上にするのがおすすめです。
塩分濃度が減った梅干しを常温で放置しすぎたりすると、ご飯などに生える赤い斑点上のカビが梅干しについてしまいます。
赤カビには毒性を持っている場合があり、赤カビのついた梅干しを食べてしまうと嘔吐や下痢などの症状が表れてしまいますので注意しましょう。
梅干しを作っている中でカビが生えてしまった場合は、以下の対処法をすると、カビがなくなりキレイな梅干しとなります。
上記の方法なら、梅をカビから救い出し元通りになる可能性があります。
しかし、これは白いカビが生えている場合のみで、青カビや赤カビは人体に悪影響を及ぼす可能性がありますので見つけたら破棄するようにしてください。
自家製の梅干しを作るうえでカビを防止するポイントは、「清潔にする」こと。作業をする手や道具は清潔に洗って消毒していることが前提です。梅を洗ったら、しっかり水分をざるに上げて切ってください。特にくぼみ部分は水切りをしても水分が残っている場合が多いですので、ペーパータオルなどを使ってしっかり水気をとるようにしてください。保存する容器はきちんと消毒をした清潔なものを使用し、高温多湿を避けた冷暗所での保管をおすすめします。
カビに気が付かず、誤って食べてしまった際は、すぐに病院へ行ってください。「少し食べただけだし…」と侮らず、しっかりとお医者さんに診てもらいましょう。
症状が重度の場合は、救急車などを呼び、なるべく早く専門機関で処置を行うことが大切です。
和歌山での家庭の梅干し作りをご紹介いたします。手間はかかりますが自分で作った梅干しは美味しい!
和歌山ならではの本格梅酒を作りませんか?美味しい梅酒になる秘訣を教えます。
すぐにできる梅料理をご紹介。和食に定番な梅干しですが、実は洋食にも合います。色々な梅料理をご紹介。
最高ランクの紀州南高梅を使用し、国産はちみつをで仕上げた甘口タイプの梅干しです。お土産にも人気の逸品です。
熊平の梅の、創業から変わらない伝統の製法を守りつつ、塩分を5%まで抑えた、体にも優しい梅干しです。
黒酢と黒糖で漬け込んだ、コクのある甘みが特徴の梅干しです。酸味が苦手な方にもおすすめの一品です。