梅干しに適している保存容器とは?容器別の特徴も解説
皆さんは梅干しを保存する容器はどのようなものを選んでいますか?
昔ながらのかめや、ガラスや陶器でできたもの、プラスチックのもの…色々なものがありますよね。最近は100円均一ショップや無印良品でも購入できるものがあります。
今回は、梅干しに適している保存容器や梅干しに向いていない保存容器、梅干しを保存する時に大切なこと、梅干しの適切な保存方法について解説していきます。
梅干しを保存する際の参考にしてみてくださいね。
梅干しを保存するのにふさわしい容器はどのようなものなのでしょうか。梅干しの容器には酸やに強いものが適しています。また、においや色が移りにくいことも大切なポイントです。
金属製やアルミ製の容器は梅の酸で溶けてしまう可能性があるため、使用は控えましょう。
大きさは梅の重さの1.5〜2倍くらいのものが、梅酢にしっかりつかりカビが生えにくいためおすすめです。梅1キログラムであれば、容器の大きさは1.5〜2リットルです。
それでは梅干しに向いている容器には具体的にどのようなものがあるのでしょうか。酸や塩に強く、色移りやにおい移りがしないものといってもたくさんありますよね。
以下に具体的な例をご紹介します。
ここでは次の保存容器について解説していきます。
ガラス系のメリットとしては安く、手に入りやすいこと、中の様子が見えやすく、カビの有無がすぐに確認できることが挙げられます。また、色移りやにおい移りもしにくいです。
デメリットとしては、口が狭いものが多いため重石がおきづらかったり、取り出しにくいことです。また、おしゃれなものもありますが扱いに気をつけないと簡単に割れてしまいます。
甕を使うメリットは酸や塩に強いこと、梅干しを取り出しやすいこと、丈夫で洗いやすいこと、厚さがあるため、温度の影響を受けにくいことがあげられます。
デメリットとしては重く、運びにくいこと、ふたがずれやすいため中身がこぼれやすく、においがもれてしまう可能性があることなどがあげられます。
ジップロックのメリットとしては100円均一でも手に入り安く手軽であること、少量のものを保存しやすく、場所をとらないこと、使い切ったら捨てられること、完全に密封できることがあげられます。
デメリットとしては温度の変化に影響を受けやすいこと、色移りしやすいこと、大量の梅の保存にはむかないことなどがあげられます。
梅干しに向かない保存容器にはどのようなものがあるんでしょうか。
金属製とアルミ製は梅干しの酸で金属が溶かされ、腐食する可能性があるため使用は控えてください。
また、よく使われるプラスチック容器も酸に弱く、色移りやにおい移りしやすいためおすすめしません。
食品用ではない容器は、人の体内に入ることを想定していないため、同じくおすすめできません。
梅干しを長持ちさせるためにも保存容器はしっかり消毒する必要があります。
甕やビンなど熱湯にも耐えられるものは煮沸消毒や熱湯消毒を行います。ジップロックなど熱に弱いものはホワイトリカーやキッチン用アルコールで消毒を行います。
最後にはしっかりと水気やアルコールをふき取ることが大切です。
市販の梅干しと手作りの梅干しでは保存方法が変わってきます。
市販のもので未開封のものは常温保存も可能です。開封済みのものは冷蔵保存が基本となります。
手作りの梅干しでは湿気の少ない風通しの良い冷暗所に保存するのが基本となります。
また手作りの梅干しでも、脱塩や味付けしたものは冷蔵保存が必須となりますので気を付けましょう。
この記事では梅干しの保存に向く容器や向かない容器、具体的にどのような容器が良いのか、保存用意の消毒方法、梅干しの適切な保存方法について解説しましたがいかがでしょうか。
容器は実際に梅干しをつけるときに迷うポイントでもありますよね。今回の記事を参考にして、それぞれのご家庭の事情にあった容器をえらんでいただければと思います。
メリットデメリットを考えながら自由に選んでみてくださいね。
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