梅酒の梅の実は食べても良い？
意外な活用方法、美味しい食べ方も紹介
梅酒を作ったり、買ったりした時に梅酒に漬けこまれている梅の実が気になったりしませんか。
そのまま梅の実を取り出してかじって食べる方もいるのでは。
梅酒に漬け込んだ梅にはまだ栄養成分や梅酒の風味が残っており、そのままかじって食べるだけではもったいないです。
料理やお菓子などに簡単に再利用でき、子どもやアルコールが苦手な方にも安心して美味しく食べることができます。
ぜひこの記事を参考に、梅酒を作った後の脇役の梅の実を上手に再利用し、主役として最後まで美味しく食べて下さい。
また、青梅の食べ方やアレンジに悩んでいる方も、ぜひ梅酒に利用したあとに、アレンジレシピを楽しんでください！
おいしい梅酒の作り方を知りたい方は以下の記事もチェック！
梅酒の梅は美味しく食べれる？
梅酒に漬け込んだ梅も美味しく食べられます。
梅の栄養成分やエキスは梅酒内に溶けていますが、梅も梅酒の風味がしておいしく食べることができるでしょう。
ホワイトリカーなど度数の高いお酒を使った梅酒の梅は、子どもやアルコールが苦手な方は食べるのを控えておきましょう。
また梅酒の梅の活用法として砂糖で煮詰めて甘露煮にしたり、魚や肉料理の臭み消しとして料理に使う方法もあります。その際にはアルコールが飛ぶので子どもやアルコールが苦手な方でも美味しく食べれます。
梅酒の梅に栄養はあるの？
梅酒は半年以上かけ梅の実から梅のエキスや栄養成分がお酒に溶けます。多くはありませんが、梅酒で残った梅の実にも栄養は残っています。
手作りの梅酒の賞味期限はいつ？詳しくは以下の記事で解説！
梅酒の賞味期限を市販・手作りに分けて紹介
皆さんは梅酒の賞味期限について気にしたことはありますか？市販の梅酒では開封後はどのくらい持つのか、手作りの梅酒はどのくらいの賞味期限なのか、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
この記事ではそんな梅酒の賞味期限について解説していきます。
梅酒の梅を再利用！おいしい食べ方を紹介！
梅酒の梅の実は再利用し、さまざまな料理やお菓子に使うことができます。
梅酒の香りでお肉や魚の臭みを和らげたり、梅の甘みと酸味を活かしてお菓子作りの材料にしたりと、簡単に再利用できるのでぜひ最後まで梅を楽しんでください。
ここでは梅酒の梅を再利用した梅の実アレンジレシピを紹介していきます。
梅ジャム
【材料】
- ・梅酒の梅
- ・梅酒
- ・砂糖
- ・レモン汁
- ・保存用の瓶(煮沸消毒済)
【作り方】
- ①梅酒から取り出した梅を種と実に分ける。
- ②鍋に砂糖と取り分けた実を入れて好みのとろみになるまで煮詰める。
- ③②にレモン汁を加え、消毒した瓶に入れる。
※冷えるととろみが強くなるので、若干緩めで火を止めることがおすすめです。
パンやヨーグルトと一緒に食べると美味しいです。少し砂糖を少なめにすると梅の風味が際立ちます。
梅酒のゼリー
【材料】
- ・梅酒の梅
- ・梅酒
- ・水
- ・砂糖
- ・ゼラチン
- ・ゼリー容器
【作り方】
- ①鍋に梅酒の梅、梅酒、水、砂糖を入れてあたためる。
- ②①にゼラチンを入れ溶かす。
- ③粗熱が取れたらゼリー容器に入れ、冷蔵庫で冷やす。
※梅の実は、細かく刻むとより梅の風味が楽しめますし、そのまま梅の実を利用すると趣があり見た目も華やかです。
イワシの梅酒煮
【材料】
- ・梅酒の梅
- ・イワシ
- ・しょうゆ
- ・砂糖
- ・みりん
- ・酒
【作り方】
- ①イワシは内蔵と頭を取り下処理をする。
- ②鍋に下処理をしたイワシ、梅の実その他の調味料を入れ煮ける。
※梅の実を利用することで、魚特有の臭みも消えるだけでなくほのかに梅の爽やかな香りがし美味しく仕上げることができます。
梅酒の梅はアルコールを抜いておこう！
子どもやアルコールの苦手な方が梅酒の梅を食べる際には、しっかりアルコールを抜いておきましょう。
梅酒の梅の実を砂糖で煮詰めたり、しょうゆなどの調味料と混ぜて魚や肉と煮込むと火が通るのでアルコールをしっかりと飛ばすことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は梅酒の梅の再利用方法や栄養はあるのかについて紹介しました。
そのまま漬け込んだ梅の実を食べる方もいると思いますが、子どもやアルコールが苦手な方にも簡単かつ美味しく食べる方法などもあります。
砂糖と煮詰めてジャムにしたり魚や肉の臭み消しとして調味料と一緒に火を通すことでアルコールを抜くことも可能です。
梅の実は初夏を知らせる季節の贈り物、梅酒を作った後の梅の実も無駄にせずぜひ最後まで美味しく楽しんでください。
