梅干しは酸味が強く、塩分も多いため調子を崩している胃腸にとっては刺激物となります。
塩漬けの梅干しで塩分量が20%と表示されているもので考えて見ましょう。
梅干し一つ10gとすると、2gの塩分が含まれていることになります。
日本人の食塩相当量の目標値は成人女性で7g未満、成人男性で8g未満になっているため、女性で考えると一日四つ梅干しを食べるだけで塩分摂取過多となってしまいます。
日々の食事にも塩分は含まれています。多すぎる塩分は胃の粘液をはがし、粘膜を傷つけてしまいます。
そのため、梅干しを食べ過ぎると、腹痛や下痢だけでなく胃痛や胃部不快感を起こしてしまう可能性があります。
また、その塩分量の多さから長期間食べ過ぎを続けることでむくみや高血圧の原因になってしまいます。
梅干しが好きな方も1日の摂取量に気をつけて梅干しを食べてください。